なぜ、気圧をかけるのですか?(高気圧酸素ルームの仕組み)
酸素には、『結合型』と『溶解型』という2種類があります。通常の呼吸で取りいれる酸素のほとんどが『結合型』というものです。ところが、『結合型』は毛細血管よりも粒子が大きい為、体中に酸素を行き渡らせることができません。酸素カプセルではガス化した『溶解型』酸素を発生させます。更に気圧をかける事により、非常に小さな毛細血管やリンパ液にも直接入ることができ、体中に酸素を行き渡らす事ができます。
「気体は気圧の高さに比例して液体に溶け込む」物理の法則に従っています。気圧を30%上げたカプセルの中で酸素を吸うだけで通常の体内の酸素量が約2倍にも増えます。